キャバクラ経営企画TOMのへっぽこ株式投資日記

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株を始めたので自分の振り返りに運用や勉強したことを日記に付けていきます。本業はキャバクラ「ラグジュアリーフロア」のweb担。

東京に油田を見つけた企業、リファインバース(6531)に関する投資判断。2017年7月15日

企業概要

【URL】http://www.r-inverse.com/

【上場】2016.7

【特色】産業廃棄物処理と再生樹脂製造販売が柱、首都圏で展開。タイルカーペットの再資源化が強み

【連結事業】再生樹脂製造販売35(0)、産業廃棄物処理65(17) <16・6>

【新設効果】産業廃棄物処理、再生樹脂(塩ビ)とも好伸。が、開発費の前倒しで増益幅縮小。税効果。18年6月期は新工場稼働に伴い再生樹脂が伸長。再生ナイロンと製鋼副資材の新製品も寄与。償却増こなす。

【再 編】新工場(千葉県富津市)の7月稼働に向け、生産子会社を新設。既存工場(同県八千代市)は閉鎖方向で、八千代生産子会社は廃棄物処理等の子会社に吸収合併。

【業種】 他産業サービス・製品 時価総額順位 120/203社

【販売先】住友商事

【比較会社】2195 アミタHD,7947 エフピコ,9793 ダイセキ

【本社】103-0013東京都中央区日本橋人形町3-10-1 TEL03-5643-7890

【工場】千葉県八千代市大和田新田672-4

【従業員】<17.3>連129名 単38名(43.4歳)[年]426万円

投資判断

【買い】 

当社の売上規模からすれば開拓余地がある市場で、独自の技術と設備を持って価格競争力を発揮していける。

技術をより規模の大きい市場に展開していくことも可能で、すでに新規事業として取り組み始めている。

株価はボックス圏を形成しており、PER:28.42倍、PSR:3.74倍、時価総額:88.11億円は成長株としては割高ではなく、下値リスクは限定的。

企業分析

市場

年間約3,000万㎡(東京ドームのグラウンド2307個分)という広大な面積分の消費量があるビルのカーペット市場。

50㎝×50㎝(0.25㎡)のタイルカーペット1億2千枚。

 ■日本の販売市場

価格を1枚350円程度とすると420億円。

■日本の処理処分市場

処分費用を400枚当たり30000円とすると90億円。(※産廃業者HPから)

これまでタイルカーペットはリサイクルできず、埋め立て処分するしかなかったが、埋め立てよりも安くリファインバースが引き取る。

■グローバル

全世界では年間約2.5億㎡。

50㎝×50㎝(0.25㎡)のタイルカーペット10億枚。

床材(タイル、カーペット、ビニル床)業界の世界市場規模は約35兆~40兆円程度と推計される。

ただし、埋立地が広大にある海外でリサイクル事業が優位性を発揮できるのか、製造コストの安い海外製品に勝てるのか、といった課題でグローバル展開が簡単にできるとは思わない。

競合

既存の産廃業者(ダイセキ、タケエイ等)とカーペット製造メーカー(サンゲツ、スミノエ等)。

ただし、タイルカーペットのリサイクル市場は大手企業が参入するにはニッチな市場で、莫大な研究開発費と設備投資が参入障壁となり、これといった競合他社は見当たらない。

自社

経営者

越智 晶

卒業大学 : 明治学院大学

大手化粧品メーカーである株式会社ノエビアに入社したのち、大前研一氏のもとで投資会社大前・ビジネス・ディベロップメンツの設立に参画。

その投資先の一つがリファインバースの前身である、産廃処理業を営む御美商(現ジーエムエス社)。

越智氏は、この廃棄タイルカーペットを再資源化する技術・アイデアの価値を高く評価、すぐに投資を決断し、自ら社外取締役として経営に参画。

筆頭株主として12万株(8.4%)を保有

事業内容

処理受託料を貰って産業廃棄物を引き受け、その廃棄物をリサイクルして製品として売るというビジネスとしては分かりやすいモデル。

業績 

売上高成長率11%程度と少し物足りない。

8月から本稼働する富津工場と新規事業の進捗に期待したい。

急成長するためには更なる資本増強と設備投資が必要か。

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競争優位

①<廃棄>と<生産>の2つを一連のサイクルでつなぐ独自モデル。

もともと捨てる廃棄物をお金をもらって引き受けるので廃棄物処理としても製品の製造販売としてもコスト競争力が高い?

販売先である住友商事資本提携。 

②使用済みタイルカーペットの再生を可能にする、独自開発の「分離技術」。

面がナイロン製の化学繊維、裏面が塩化ビニール樹脂という二重構造のため、不可能と言われたタイルカーペットのリサイクルを技術開発によって実現。

③ 「ものづくり全体」のプロセス革新をゼロベースで考え作り上げる。

分離技術を素材と市場に展開できる。

成長戦略

上場で得た1.5億円は、再生ナイロン製品の量産化のための設備投資に充てる予定。

既存事業の成長に加え、国内で市場規模が大きい産業(素材・原料・業界)へ分離技術を展開する。

エアバッグリサイクル事業

タイルカーペットリサイクルで培った素材分離技術をベースにエアバッグ基布(コート布)の分離技術を確立。
当社が開発した新技術によりこれまで困難とされていたコート布からナイロン66を高純度で抽出することが可能となった。

②製鋼副資材

火力発電所等で発生する石炭灰と、当社内にて精密分離加工した建設系廃棄物を一定割合で調合したものを、新日鐵住金株式会社の協力の元、製鋼副資材として製品化し、活用することを進めている。

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企業分析レポート

2015年12月15日、ドリームゲートで、『東京で“大油田”を見つけたベンチャー。年間2万トンの廃棄タイルカーペットを再生「リファインバース」』

http://www.dreamgate.gr.jp/news/4223

2016年7月12日、モーニングスターIPOレポートを発表。

https://www.morningstar.co.jp/stock/ipo_report/pdf/IPO6531_160712.pdf

社員・元社員の口コミ

ポジティブ

・事業はまさに「社会貢献」そのもの。

・このような事業を行っている企業は国内でほとんどないため、市場においては非常に優位な立場。

・与えられた仕事に対してただやるのではなく、ある程度任されて自分で考え自由に取り組む事ができる社風。

ネガティブ

・福利厚生をはじめとしたいろいろな環境や条件がまだまだ不十分。

株価に影響を与える要因

株価情報

2017年7月15日時点

株価:2947円

出来高:26900

予測EPS:103.7

PER:28.42倍

PSR:3.74倍

時価総額:88.11億円

需給

発行済み株式数:2989(千株)

浮動株数:734

信用買い残:550700株

信用売り残:--

賃借倍率:--

売買計画

エントリーポイント

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1 2900円~3000円

ボックス圏のレンジ下限付近。明確に割れたらいったん撤退して拾いなおす。1700円までは下がらないと思うが。

2 ボックス圏のレンジ上限をブレイクしたら買い増し。

その後の進捗 

株価推移

年月日時点

株価:円

出来高

予測EPS:

PER:倍

PSR:倍

時価総額:億円

長期投資の参考図書

オニールの成長株発掘法 【第4版】